蓄電池を安い価格で導入する4つのテクニック!-丸紅エネブル蓄電池

蓄電池は、性能はもちろんのことながら、なんといっても価格は気になりますよね。
漠然と蓄電池は高いというイメージを持っている方も、少なくないでしょう。
当然ですが、できることなら相場よりも安い価格で購入したいものです。
そのためには、蓄電池の価格についてよく理解しておく必要があります。
本記事では、蓄電池の価格相場や比較ポイント、そして安い価格で導入するために絶対知っておきたい4つのテクニックを紹介していきます。
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蓄電池の価格はどのくらい?
そもそも蓄電池の価格は、どのくらいが相場なのでしょうか。
まずは、蓄電池の価格について基本的な情報を整理していきましょう。
蓄電池の相場価格は年々安くなっている
蓄電池は価格が高いイメージがありますが、実は年を追うごとに相場価格がどんどん安くなっています。
以下は、国が示している家庭用蓄電池の年度ごとの目標価格のグラフです。(工事費を除く)

国はこの目標価格を達成するために、国が設定している家庭用蓄電池の補助金の受給条件として、この目標価格を下回ることを1つの条件としています。
そのため、必然的に蓄電池の価格相場も年々安くなっているというわけです。
具体的な価格を見てみると、2017年度で15万円/kWhとしていた目標価格は、2020年度には6万円/kWhと3年で半分以下となっています。
たとえば、容量7.0kWhの蓄電池であれば2017年度に105万円であった価格が、2020年度には42万円にまで低下する見込みと、ここ数年の値下げ幅は非常に大きいです。
少し前までは高価なイメージの強かった蓄電池も、国の補助金政策や卒FITによる需要増などによって、価格がかなりこなれてきていることがわかります。
蓄電池の各メーカー価格
では、実際の蓄電池メーカーの価格を見ていきましょう。
以下は、いくつかの蓄電池メーカーの希望小売価格をまとめた表です。
メーカー |
型番 |
容量 |
希望小売価格 |
---|---|---|---|
ニチコン |
ESS-U2Mシリーズ |
11.1kWh |
320万円 |
オムロン |
KPAC-A-SET-3 |
9.8kWh |
302万円 |
シャープ |
JH-WBPC6140 |
8.4kWh |
313万円 |
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表を見て、思ったよりも価格が安くないと感じた方が多いでしょう。
最も容量の多いニチコンでも、1kWhあたりの価格は28.8万円で、先ほどの目標価格よりも大幅に高いです。
実は、上記の価格はあくまでメーカー希望小売価格であり、実売価格としては参考になりません。
家電量販店で家電製品が定価で販売されていないように、蓄電池も実売価格は販売店によって価格が異なります。
実際に見積をとってみると、補助金の対象となる目標価格よりも安い価格で購入できるメーカーがほとんどです。
メーカー公式HPで公開されている価格情報は希望小売価格のみですが、目標価格を価格相場の基準として、販売店の見積価格を確認にしましょう。
丸紅エネブル蓄電池(以下「エネブル蓄電池」)では、業界最安値を目標にご提供しています。お気軽にお問い合わせください。
蓄電池は製品価格以外にも注目しよう
蓄電池は、単に製品本体の価格だけに注目していてはいけません。
蓄電池の導入にあたって、トータルで費用がいくらかかるのかを把握しておく必要があります。
蓄電池の導入にかかる費用について、確認していきましょう。
蓄電池の導入時には3つの価格をチェック
蓄電池の導入には、主に以下の3つの価格をチェックする必要があります。
- 製品本体
- 設置・工事
- 電気工事
基本的に、この3つの合計価格が蓄電池の導入にかかるトータルコストです。
1つ1つ、内容とポイントを詳しく見ていきましょう。
製品本体
蓄電池は、複数機器の組み合わせでセット販売されていることがほとんどですので、蓄電池本体だけの価格だけを見ていてはいけません。
セットになる周辺機器の価格も、十分に考慮する必要があります。
蓄電池を正常に機能させるためには、蓄電池用パワーコンディショナーや特定負荷分電盤、蓄電池用モニターなどの周辺機器が不可欠です。
周辺機器の中でも必須なものとオプション品があり、メーカーによって設定が異なりますので、条件によって価格が変動する点に注意しましょう。
設置・工事
蓄電池の設置・工事にも、もちろん費用がかかります。
設置・工事は、現場調査から蓄電池の運搬・搬入、本体の組み立てから設置まで、およそ半日から1日ほどの工期になるのが一般的です。
重量やサイズの関係で2人作業、さらにメーカー公認の蓄電池施工ライセンス取得者が設置工事を行うので、それなりの価格になります。
また、蓄電池のタイプによっては基礎工事が必要な場合もあるので、設置・工事費用に基礎工事の費用が含まれているかは確認ポイントの1つです。
エネブル蓄電池では、基礎工事が必要な場合、基礎工事費用を含めた設置・工事費用をご提示しています。
電気工事
蓄電池の工事は、本体の設置だけではなくケーブルの配線などの電気工事もあります。
蓄電池機器の設置が終われば、蓄電池と蓄電池用パワーコンディショナー、そして屋内への取り回し、分電盤への結線など配線工事を行います。
ほとんどの場合、設置・工事と同じ工事業者が電気工事も行いますが、まれに設置エリアや販売店の都合で別々の工事業者に分かれることもなくはありません。
蓄電池の見積金額を確認する際は、よく確認しておくのが良いでしょう。
エネブル蓄電池では、電気工事も含めて連携工事業者が行います。
金利が気になる人は蓄電池でもソーラーローンがおすすめ
蓄電池購入をローンで検討されている方には、ソーラーローンがおすすめです。
蓄電池の導入にあたっては、数十万円〜百万円以上のキャッシュが必要になるため、金融機関から融資を受ける場合もあるでしょう。
とはいえ、蓄電池もそれなりの価格がするので、ローンを組んでいると金利も馬鹿になりません。
投資対効果を気にするのであれば、やはりローンの金利もできる限り安く抑えたいところです。
そこでおすすめしたいのが、太陽光発電の購入時によく利用されるソーラーローンです。(ローンの商品名は異なる場合があります)。
ソーラーローンは、その名称から太陽光発電専用という印象が強いですが、太陽光発電があれば蓄電池にも利用できるものが多くなっています。
適用条件や金利は、金融機関によって代わりますが、一般的なローンよりは低金利で融資を受けられます。
ローンの利用を検討している方は、ソーラーローンも選択肢の1つに加えておくと良いでしょう。
エネブル蓄電池では、優遇金利での提携ローンのご紹介も可能です。
蓄電池を安い価格で導入する4つのテクニック
相場価格が安くなってきているとはいえ、蓄電池はまだまだ安い買い物ではありません。
できることなら、安い価格で導入したいものです。
そこで、ここでは蓄電池を安い価格で導入するために知っておきたい、以下の4つのテクニックを紹介します。
- 相見積で蓄電池の価格適正度をチェック
- 蓄電池の価格はkWh単価で比較する
- Siiや自治体の蓄電池補助金を活用する
- 蓄電池を上手に使って長持ちさせる
相見積で蓄電池の価格適正度をチェック
蓄電池を購入する際には、必ず複数の販売店から相見積を取得して、価格の適正度合いをチェックするようにしましょう。
エネブル蓄電池では、他店の見積もりのお持ち込みを歓迎します。
冒頭で述べたように、蓄電池のメーカー希望小売価格は当てにならず、販売店によって価格が大きく変わります。
そのため、特定の販売店1社だけの見積価格だけを見ても、その見積価格が相場より高いのか安いのかを判断することは非常に難しいです。
仮に、見積価格が補助金対象の目標価格以下であったとしても、相場価格はそれよりもかなり安い水準になっている可能性も十分にあります。
また、相見積を取得することで、値下げ交渉する材料にもなります。
購入の意思決定をする前には、少なくとも2社以上から見積を取得して判断するようにしましょう。
蓄電池の価格はkWh単価で比較する
蓄電池は容量によって価格が大きく変動するため、価格比較するときはkWh単価で比較するようにしましょう。
kWh単価とは、蓄電池容量1kWhあたりの価格を指します。
たとえば、7.0kWhで70万円の蓄電池であればkWh単価は10万円です。
具体例として、①4.0kWhで50万円の蓄電池と②7.0kWhで70万円の蓄電池で考えてみましょう。
そのまま価格を比較すると、当然ですが①の蓄電池のほうが価格は安いです。
しかし、kWh単価で比較すると、①12.5万円/kWh、②10万円/kWhとなり②のほうがお得になることがわかります。
同じミネラルウォーターでも、500mLと2Lの価格を横並びで比較はしないですよね。
たいていは量の多いほうがお得ですが、500mLなら持ち運びに便利などのメリットもあります。
蓄電池も、必要な容量や設置スペース、手元資金などの状況によって何を優先すべきか人によって変わってくるでしょう。
そのときに、誤った判断をしないよう、kWh単価で正しく価格比較することが大切です。
Siiや自治体の蓄電池補助金を活用する
蓄電池を安く導入するためには、国(Sii)や地方自治体で設定されている蓄電池補助金を有効活用しましょう。
蓄電池には、国から委託されたSiiという団体、そして地方自治体から補助金が交付されています。
Sii補助金は、「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」と「ZEH補助金」があります。
購入価格から大幅に安くなることはありませんが、十分な補助が得られます。
それぞれ補助金ごとに対象蓄電池の条件があるので、事前によくチェックしておきましょう。
一方の地方自治体の補助金は、都道府県・市町村によって補助金の設定有無が異なります。また、補助金の要件や補助金額も自治体ごとに違いますが、Sii補助金との2重取りが可能です。
いずれの補助金も、申請件数が予算額に達した段階で早期終了してしまいますので、公募されたらなるべく早めに申請できるように動きましょう。
このほか、蓄電池補助金としてV2H補助金も活用できる可能性がありますので、気になる方は要チェックです。
エネブル蓄電池では、補助金の受付状況を把握し、お客様に合った補助金のご提案・代行申請も行っています。
蓄電池を上手に使って長持ちさせる
蓄電池は、10年・15年と長期間にわたって使う製品なので、できる限り長持ちさせることでお得になります。
蓄電池は、スマートフォンのバッテリーと同様に、少しずつ劣化していきます。
もし誤った使い方をしていれば、劣化のスピードを早めることになり、蓄電池はすぐに寿命を迎えてしまうでしょう。
一方で、蓄電池は劣化するものの、メーカー保証の10年、15年が過ぎたとしても、蓄電池として機能する限りは使い続けられます。
そのため、蓄電池をお得に使うためには、正しい使い方や設置条件を守ることが重要です。
特に、蓄電池は過充電・過放電や高温多湿・低温下での使用は、蓄電池に深刻なダメージを与えてしまうので絶対に避けなければなりません。
また、定期点検やメンテナンスを行って、蓄電池を最適な状態に保つことも大切です。
蓄電池メーカーによっては、遠隔で蓄電池の異常を自動監視してくれるサービスを提供しているところもあります。
過度に心配する必要はありませんが、最低限のルールを守って息の長い蓄電池ライフを実現しましょう。
蓄電池の価格はテクニック次第で安くなる
蓄電池は、相場価格が年々下落しているとはいえ、数十万円以上の大きな買い物です。
そのため、安く購入するテクニックを知っているのと知らないのとでは、最終的に購入する価格にも大きな差がつきます。
相見積や補助金の活用はもちろん、長持ちさせる使い方など、蓄電池の価格に関する情報を正しく理解して、満足のいく買い物にしましょう。
尚、当社では取り扱い全機種の提供価格表を提供しています。価格の妥当性で悩まれている方は、是非この機会にご請求の上、ご検討のほど宜しくお願いします。
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