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蓄電池の性能安定と安全性の鍵は設置工事にあり!-丸紅エネブル蓄電池

更新日:2021/08/19 (公開日:2020/07/22)
蓄電池の性能安定と安全性の鍵は設置工事にあり!-丸紅エネブル蓄電池

蓄電池は、設置・工事にも注意しておくべきポイントがあることをご存知でしょうか。

費用や容量など性能面へばかり目が行きがちな蓄電池ですが、設置・工事の重要なポイントを抑えていなければ、蓄電池を安全かつ安定した性能で使うことができません。

 

本記事では、設置工事の流れはもちろん、導入してから長い年月をともにする蓄電池だからこそ注意しておきたい、設置・工事の注意点について解説していきます。

 

蓄電池の設置・工事の手順

まずは、蓄電池の設置・工事がどのような流れで進められるのか、その手順を解説していきます。

蓄電池の設置・工事の手順は、おおまかに次のとおりです。

 

  1. 現地調査での蓄電池の設置場所の事前打ち合わせ
  2. 蓄電池設置に必要な基礎工事
  3. 蓄電池本体の設置工事
  4. 蓄電池と周辺機器の配線工事
  5. 蓄電池の設定と動作確認

 

1の事前打ち合わせと2の基礎工事を除くと、実質的にかかる作業時間はおおむね半日から、長くても丸1日もあれば完了します。

それぞれの手順について、その内容とポイントを確認していきましょう。

 

 

現地調査と蓄電池の設置場所の事前打ち合わせ

蓄電池の設置に入る前に、まずは蓄電池を購入した販売店や施工業者に現地調査をしてもらい、蓄電池の設置場所についても事前に確認します。所要時間は1時間程度です。

 

蓄電池の設置場所は、現地調査にて、お客様の希望をヒアリングしながら設置スペースやメーカーの設置基準などの観点でふさわしい場所かを確認していきます。

このとき、蓄電池モニターや特定負荷分電盤など、蓄電池の周辺機器の設置場所も併せてチェックします。

もし蓄電池や周辺機器の設置場所に要望があるのであれば、このタイミングで伝えておきましょう。

 

設置場所を確認

(弊社お客様K様邸にて設置場所を確認しています)

 

また、蓄電池の設置場所に加えて設置工事当日の動きについても確認します。

主な確認事項は、蓄電池の搬入経路から分電盤など配線周りの電気工事など、当日の設置工事で考慮しておくべき点です。

 

蓄電システムの分電盤の設置位置を検討

(K様邸にて既存の分電盤を確認し、蓄電システムの分電盤の設置位置を検討しています)

 

建築図面を確認

(K様邸にて建築図面を確認しています)※図面がある場合はご用意いただけるとよりスムーズです。

 

また、大容量の蓄電池はピアノ業者が運搬することもあるほど重量が重いので、現場周辺に作業車を停車させるスペースがあるか、といった細かい点もチェックポイントの1つです。

すでに太陽光発電が設置されている場合は、太陽光発電の配線まわりの確認も行います。

 

最後に、施工会社にて電力会社への申請を行うため、検針票をお手元にご用意いただくとスムーズです。新電力ご契約で検針票がお手元にないお客様は、マイページなどから「電気の契約者名義」「電気のご使用場所」「地区番号・お客様番号」をあらかじめご確認ください。

 

検針票
(出典:東京電力エナジーパートナー

 

蓄電池設置に必要な基礎工事

蓄電池の設置工事は、蓄電池の本体ではなく設置場所の基礎工事から始まります。

 

基礎はコンクリート基礎が一般的で、蓄電池が地震や突風などで倒れてしまわないよう固定する下地として必要です。また、コンクリート基礎で蓄電池を地面から底上げして、ゲリラ豪雨や台風などの水災による水没から蓄電池を守る目的もあります。

 

コンクリート基礎は、基礎打ちしてから乾いて固まるまでに数日かかりますので、蓄電池の設置工事は3日〜1週間ほど空けてから取り掛かることになります。

蓄電池の機種によっては、いわゆるコンクリートブロック基礎を用いる場合も少なくありません。そのような蓄電池であれば、基礎打ち工事が不要になるため、工期は短くなります。最近ではこの方法が多くなっています。

 

なお、蓄電池が屋内設置、もしくは屋外設置でも壁掛けタイプの場合も基礎工事がありません。

その代わり、壁へ蓄電池を固定することになりますので、現地調査で壁の柱材の位置などを確認します。

 

 

蓄電池本体の設置工事

コンクリート基礎が固まったタイミングで、蓄電池本体の設置工事に入ります。

基礎や壁材への設置方法は、メーカーからの指定・推奨があるので、そちらに従って設置していきます。

搬入した蓄電池を組み立てた後、アンカーボルトを使ってコンクリート基礎へ固定・設置します。

蓄電池が屋内設置、もしくは屋外設置の壁掛けタイプの場合は、専用の取付部材を使って壁材へ固定することになるでしょう。

 

 

蓄電池と周辺機器の配線工事

蓄電池本体の設置が完了すると、次は周辺機器を設置して配線工事へ進みます。

蓄電池の周辺機器としては、蓄電池用パワーコンディショナー、特定負荷分電盤、蓄電池モニターの主に3つがあります。メーカーや製品によっては、パワーコンディショナー一体型もあります。

 

まずは、蓄電池用パワーコンディショナーを蓄電池近くの壁へ設置して、蓄電池と配線した後に屋内に引き込み住宅分電盤へ結線します。

 

次に、屋内で特定負荷分電盤や蓄電池モニターの受信ユニットを住宅分電盤と配線しやすい位置に設置、配線するステップへ移ります。ここまで終われば、あとは蓄電池モニターのセットアップを行うだけです。蓄電池モニターと受信ユニットのペアリングや、LANケーブル・Wi-Fiによるインターネット接続の設定があります。

 

なお、蓄電池がハイブリッドタイプの場合は、パワーコンディショナーで太陽光発電と接続します。

もしすでに太陽光発電が設置されているのであれば、既存のパワーコンディショナーの交換や蓄電池用コンバータの設置作業も行います。

 

 

蓄電池の設定と動作確認

配線工事が完了したら、最後に蓄電池の設定と動作確認を行います。

 

蓄電池の設定は蓄電池モニターで操作していきますが、実際に蓄電池をどのように使うかで以下の項目を設定していきます。

 

  • 運転モード(経済モードやグリーンモードなど)
  • 蓄電池残量
  • 停電時の自立運転モード自動切換え

 

普段使いの蓄電池の電力効率を優先させるか、それとも非常時に使える電力量を十分確保しておくかなど、設定次第で蓄電池の使い方が左右されるのでよく確認しておきましょう。

 

蓄電池の設定が完了したら、設置工事の最終チェックとして蓄電池の動作確認を行います。

動作確認は、蓄電池本体・周辺機器のランプ表示や蓄電池モニターの充放電状況から、蓄電池が正常に動作しているかをチェックして完了です。

 

 

長く使うからこそ注意したい蓄電池の設置工事3つのポイント

蓄電池は、10年以上の長いスパンで使う製品だからこそ、できる限り長くストレスなく利用していきたいですよね。正しい設置方法を守るために注意しておきたいポイントは、大きく以下の3つあります。

 

  • 十分な設置スペースを確保する
  • 蓄電池の動作温度に適した設置場所を選ぶ
  • 屋内設置なら運転音の気になる場所は避ける

 

 

十分な設置スペースを確保する

容量にもよりますが、蓄電池はかなりサイズが大きいため、設置に際して十分なスペースを確保する必要がある点には注意しましょう。

 

屋外設置の蓄電池であれば、容量4.0kWh程度の小型のものでおおよそエアコンの室外機ほどのサイズになります。また、容量が7.0kWhを超えてくると、エアコンの室外機2機ほどのサイズ感になりますのでかなりの大きさです。

 

そして、もっとも注意しなければならないのは、蓄電池本体だけの設置スペースを確保するだけでは十分ではない点です。蓄電池の設置スペースは、蓄電池本体のサイズ分に加えて、メーカーの定める点検・メンテナンス時の作業スペースも確保しなければなりません。

 

そのため、単純に蓄電池本体分のスペースがあったとしても、設置できない場所が出てきます。

特に住宅に設置する場合、蓄電池の設置場所として自宅と隣家の外壁の隙間が選ばれますが、隣家との距離によっては作業スペースを確保できず蓄電池が設置できません。

設置場所を決める打ち合わせ前に、必ず蓄電池の設置スペースについて確認しておくようにしましょう。

 

また、室内設置タイプの蓄電池の場合は、サイズがメーカーによってまちまちです。

小さなものであれば、空気清浄機ほどのコンパクトなものもあります。

ただし、配線も考慮しならないため、設置できる場所が限られることもあるのでよく検討しましょう。

 

 

蓄電池の動作温度に適した設置場所を選ぶ

蓄電池の設置で注意したいポイントの1つが、定められた動作温度に適した場所であるかです。

 

蓄電池の適正な使用環境温度は、メーカーにもよりますが、おおむね-20℃〜50℃の間に設定されていることが多くなっています。蓄電池は、バッテリー内で化学反応を起こして充放電を行っているため、高温・低温のいずれも動作に向いていません。

 

動作温度を超えてしまうと、蓄電池がうまく機能しないばかりか、寿命も縮めてしまう結果になります。また、蓄電池内部が高温になると、最悪の場合は発火・破裂する恐れもあるのです。

そのため、安全に蓄電池を利用するためにも、必ず動作温度は守って設置場所を選ばなければなりません。

 

まず高温を避けるためには、蓄電池に直射日光が当たらないこと、そして熱がこもらず風通しの良いことが設置場所の条件になってきます。特に屋外設置の場合は、直射日光の当たる住宅の南面には蓄電池を設置できないので注意しましょう。もしどうしても南面に設置したい場合は、日よけ部材を用意しているメーカーもあるので、販売店と一度相談してみてもよいかもしれません。

 

また、屋内設置タイプでは、熱のこもりやすいクローゼットの中や階段下、湿気の多い脱衣所などは避けたほうが無難です。

 

次に、低温を避けるためには、寒冷地での設置に適した製品を選ぶことが一番でしょう。スマートフォンの電池が、スキー場で極端に減りが早くなったり突然電池切れになったりするように、家庭用蓄電池も低温下ではうまく機能しません。

 

蓄電池は低温時、内部抵抗が増えて最大容量や起電力が低下してしまうからです。最終的には、動作停止してしまいます。実際に、北海道では蓄電池の販売自体を行っていないメーカーもあるので、低温になるエリアへ設置を検討している方は注意しましょう。

 

 

屋内設置なら運転音の気になる場所は避ける

特に屋内設置タイプの蓄電池で注意したいのが、運転音の気になる部屋を避けて設置場所を選ぶことです。

 

蓄電池は電気機器なので、少なからず運転音を発しています。

運転音の大きさはおおむね30db〜45dbほどで、場所で言えば図書館くらいの静けさ、そして同じ電気機器で言えば空気清浄機の普通モードと同じレベルです。

 

つまり、蓄電池の運転音は、普通に過ごしている分にはそこまで気になるものではありません。

ただ、屋内に設置する以上、ストレスなく蓄電池を利用するためには、音に敏感になりやすい寝室や子供の勉強部屋から離れた場所へ設置するのがベターでしょう。

 

 

最適な設置工事で蓄電池を安定的な性能で安全に使おう

蓄電池は、化学反応を利用する電子機器であるため、非常に繊細な製品です。

そのため、蓄電池の安全性を確保しつつ性能を安定させるためには、設置条件を守った適切な設置工事が欠かせません。

 

業者任せにしがちな設置工事ですが、蓄電池の設定などの重要なポイントを知っておかなければ、実際に使っていく中で困ることも出てきます。蓄電池の設置工事で注意すべき点をよく理解して、蓄電池を安心して使えるように準備を進めましょう。

出典:RE:CHARGE(リチャージ) 2020年7月号






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