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【決定版】家庭用蓄電池のすすめ-丸紅エネブル蓄電池

更新日:2022/03/21 (公開日:2020/12/30)
【決定版】家庭用蓄電池のすすめ-丸紅エネブル蓄電池

蓄電池とは、繰り返し充電して使うことのできる電池(二次電池とも呼ばれる)のことです。蓄電池には、産業用の蓄電池や自動車で使われる蓄電池などさまざまな種類があります。そのなかでも近年、注目を集める家庭用蓄電池とは、電力会社から供給される電力や太陽光発電パネルで発電した電気を貯めておき(充電)、家庭の電化製品ないしはEV(電気自動車)に電気を供給(放電)できる電池のことを指します。

蓄電池の主な役割

※時間帯別料金メニューをご利用のお客様の場合

ここでは、いま家庭用蓄電池が求められる背景から、家庭用蓄電池の種類、導入を支援する補助金の情報まで、わかりやすくまとめてご紹介します。

家庭用蓄電池がいま注目されている理由

一般住宅の太陽光発電は、2009年11月に施行された「余剰電力買取制度」とその後身の制度にあたる「固定価格買取制度(FIT制度)」によって、家庭で発電された余剰電力を電力会社が固定の価格で買い取る支援制度が実施されています。しかし、同制度によって定められた固定価格での買取期間は10年間。そのため2019年の11月から、固定価格買取期間が満了をむかえ、その後の太陽光発電をどう効果的に活用していくか、改めて検討する方が増えはじめました。
また近年、台風・大雨・地震などによる自然災害が頻発したことで、停電時の備えとして蓄電池を検討する方も多くなっています。

 

卒FIT対策と家庭用蓄電池

卒FITとは、太陽光発電の固定価格買取制度(FIT制度)の10年間の固定価格買取期間を終了することです。卒FIT後は、これまで売電していた電力会社による固定価格での買取が終了するだけで、余剰電力の買取自体ができなくなるわけではありません。しかし、売電価格が変わることで、その後の太陽光発電の運用をどのようにしていくべきか見直すきっかけになります。

卒FIT対策について

経済産業省・資源エネルギー庁では、卒FIT後の選択肢として「自家消費」と「売電」の大きく2つの方向性を示しています。

(1)自家消費

  • 家庭用蓄電池を購入して、太陽光発電による電気を充電し利用することで、家庭内で使用する電気のうち、太陽光発電でまかなえる電力量を増やす
  • プラグインハイブリッド自動車、電気自動車を購入し、発電した電気を自動車の動力等に使う
電気自動車や蓄電池・エコキュートなどと組み合わせて自家消費

※参考:経済産業省・資源エネルギー庁「どうする?ソーラー」

(2)売電

  • 売電できる事業者に対し、相対・自由契約で余剰電力を「売電」する
小売電気事業などに対し、相対・自由契約で余剰電力を売電
〜 卒FIT対策について詳しく知りたい方はこちら 〜
卒FIT対策について詳しく知りたい方はこちら

【経済シミュレーションで比較】卒FIT後は蓄電池と売電継続どっちが良い?選び方の注意点も解説!

太陽光発電は、2019年より順次FITの買取期間10年を満了する、いわゆる卒FITという大きな節目を迎えています。卒FITは2019年問題とも呼ばれますが、その対象となる物件数は具体的にいえば年間数十万件にものぼ……

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家庭用蓄電池とは

では、蓄電池にはどのような種類やタイプがあるのでしょうか。まず、電池は大きく「化学電池」と「物理電池」の2つに分けられます。化学電池とは、化学反応によって電気を発生させる電池です。物理電池は、光や熱などのエネルギーを電気に変換させる電池で、太陽光発電もこれに当たります。

化学電池はさらに「一次電池」「二次電池」「燃料電池」に分けられます。一次電池は、ふだん私たちがよく使うアルカリ乾電池、マンガン乾電池のような使い捨ての電池のことを指します。一方、二次電池は、携帯電話の電池のように充電することで繰り返し使える電池のことをいいます。家庭用蓄電池はこの二次電池のひとつで、充電して電気を蓄えることができる特性からこのように呼ばれています。

家庭用蓄電池の位置付け

蓄電池(二次電池)を主に内部に使われている電解質の素材で大別すると、下記のような6つの種類があります。なお、家庭用蓄電池には鉛蓄電池・リチウムイオン二次電池のどちらかが使用されるのが一般的ですが、当サイトが取り扱う製品はすべてリチウムイオン電池を採用しています。
リチウムイオン電池は、その開発に貢献した旭化成名誉フェローの吉野彰さんらに2019年のノーベル化学賞が授与されたことで、さらに注目を集めています。

蓄電池(二次電池)の種類

※スライドしてご覧になれます

種類 用途 特徴
ニカド電池 電動歯ブラシ、シェーバー、電動工具など 小型・経済的。一般的なアルカリ乾電池と同じ形のものがあり、電池を頻繁に交換する機器に使われる。
ニッケル水素電池 ヘッドホン、シェーバー、ノートパソコン、電動アシスト自転車など 小型~中型で、アルカリ乾電池と同じ形のものがある。ニカド電池に比べて約2倍の電力を持つ。「eneloop」などのいわゆる乾電池型充電池もこれにあたる。
リチウム
イオン電池
携帯電話、ノートパソコン、ビデオカメラ、デジタルカメラ等のモバイル機器全般、家庭用・産業用蓄電池など ニッケル水素電池などの約3倍の電圧。軽量・小型で大きな電力を持つことが特長。当サイトで取り扱う家庭用蓄電池はすべてリチウムイオン電池です。
鉛蓄電池 自動車用、二輪車用、電気自動、フォークリフト、産業用の無停電電源装置、病院や公共設備の非常用電源など 古くからあり、広く普及している蓄電池。コストが比較的安いが、寿命が短いデメリットがある。
アルカリ
蓄電池
病院などの非常用電源 ニカド電池の大型のもの。鉛蓄電池より長期間使える。
NAS電池 大規模電力貯蔵施設 日本ガイシ株式会社が製造する産業用の蓄電池。

※参考:一般社団法人電池工業会

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「どのメーカーの蓄電池が一番良いの?」「自分にあった蓄電池メーカーを探したいけど、比較の仕方がわからない」蓄電池が盛り上がりを見せる中、さまざまなメーカーが相次いで参入しているため、こんな疑問をお持ちの方も多いでしょう。

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家庭用蓄電池のタイプ・種類

家庭用蓄電池の製品の種類・タイプにもさまざまな分類があります。家庭用蓄電池の種類を用途や設置タイプ、接続負荷のタイプによってわかりやすくまとめました。

選択のポイント1

家庭のコンセントから充電するタイプか、
配線工事を行い太陽光発電から充電するタイプか

まず、どのような目的や用途で蓄電池を使いたいかによって2つのタイプに分かれます。

スタンドアロン型(独立型)

家庭のコンセントから充電するタイプ

家庭のコンセントから充電し、災害などによる停電時に一時的なバックアップ電源にすることを目的として使用する蓄電池です。「ポータブル型蓄電池」などとも呼ばれ、用途によって移動させて使うことができるものもあります。基本的に家庭の太陽光発電システムから充電することはできません。

系統連系型

配線工事を行い太陽光発電から充電するタイプ

分電盤や電気配線の工事を行い、電力会社の電力系統に接続するタイプの蓄電池です。「定置用蓄電池」とも呼ばれます(動かすことはできません)。電力会社の電力や家庭の太陽光発電の電力から充電することができ、蓄電池にためた電力を家庭で使う電力にあてることができます。停電時の広範囲なバックアップや太陽光発電の効率的な運用、ピークシフトなどに役立ちます。

※太陽光発電と連携した使用をイメージされている方はほとんどの場合こちらのタイプです。

※スライドしてご覧になれます

種類 容量 特徴 停電時
独立型
(スタンドアロン型)
1.5~3kWh
  • 重量が比較的軽い。
  • 移動可能なタイプもある。
  • 狭くバックアップ
  • 短時間対応
系統連系型 4~16kWh
  • 重要が比較的重い。
  • 動かすことはできない。
  • 太陽光発電システムからの充電が可能。
  • 広くバックアップ
  • 長時間対応

選択のポイント2

単機能型・ハイブリッド型・トライブリッド型のどれにするか

系統連系型の蓄電池は、さらにパワーコンディショナー(通称パワコン)と呼ばれる、電気を直流から交流に変換する機器の仕様によって3つの種類に分かれます。

単機能型蓄電池

今ある太陽光発電をそのまま使いたい場合向け

蓄電池ユニットと蓄電用パワコンで構成される蓄電設備です。すでに太陽光発電システムを設置されている方で、太陽光発電システムのパワコンの寿命に問題がない場合、今ある太陽光発電システムをそのまま使うことができます。
万一、太陽光発電システムのパワコンが故障しても、蓄電用パワコンが別のため、蓄電池をそのまま利用できる、あるいは逆のメリットがあります。

ハイブリッド型蓄電池

太陽光発電の取り換えや新しく導入する場合向け

太陽光発電システムのパワコンと蓄電池用パワコンが一体になった蓄電池で、変換時のロスが少なく、省スペースであることが特徴です。すでに導入している太陽光発電のパワコンの保証期間が迫っており、ちょうど取り換えなければいけない場合や、これから太陽光発電を導入しようという方におすすめです。

トライブリッド型蓄電池

電気自動車オーナーや購入予定者向け

太陽光発電システムのパワコンと蓄電池用パワコン、EV(電気自動車)用のパワコンが一体になったトライブリッド型です。価格は高くなりますが、すでにEVをお持ちの方や購入予定の方の検討の候補にあがります。
当社では、トライブリッドを唯一生産する国内メーカーのニチコン製品を、V2Hも含めて取り扱いしています。
(V2H:「Vehicle to Home」 の略で、EVなど(Vehicle)に蓄電された電力を、自動車を利用しない時間帯にご家庭内の電化製品等で利用できるようにする仕組みのこと。V2HにはEV用パワコンが必要で、当サイトで取り扱いしています)

メリット・デメリット早見表

※スライドしてご覧になれます

種類 特徴 メリット デメリット
単機能型
蓄電池
  • 蓄電池ユニットと蓄電用パワコンで構成される設備。
  • 太陽光発電システムとの併用も、独立しての利用も可能。
  • 今ある太陽光発電システムとそのまま接続することができる。
  • 導入費用がハイブリッド型蓄電池に比べて割安なことが多い。
  • 大容量・高出力の製品が多いので、停電時により多くの家電でより長時間利用できる傾向にある。
  • 太陽光発電システムのパワコンと兼ねないため、今ある太陽光発電システムによる制約がない。
  • 太陽光発電システムと蓄電池それぞれのパワコンで電気を変換するため変換ロスがある。
  • 今ある太陽光発電システムのパワコンと蓄電用パワコンが独立するため、スペースが必要となる。
ハイブリッド型蓄電池
  • 太陽光発電システム用のパワコンと蓄電用パワコンを一体型にした設備。
  • 太陽光発電システムの電力を直流のまま蓄電池にためることができるため変換ロスが減らせる。
  • 今ある太陽光発電システムのパワコンの保証終了時期(通常10年)と重なる場合、蓄電池のパワコンをもって更新を兼ねることができる。また、省スペース。
  • 単機能型蓄電池と比べて価格が高いことが多い。
  • 容量・出力が限定的な場合が多い。
  • 太陽光発電システムのパワコンと兼ねるため、今ある太陽光発電システムとの互換性の確認が必要。
トライブリッド型蓄電池
  • 太陽光発電システム用・蓄電池用・EV用のパワコンを一体型にした設備。
  • 太陽光発電システムした電力をEVにためることができる。
  • また、EVにためた電気を家庭で使うことができる。EVの電池は、通常の定置型蓄電池よりはるかに容量が大きいため、長時間の利用が可能。
  • 現状ではまだ製品の選択肢が少ない。

選択のポイント3

特定の電気機器に使うか、家全体で使うか

系統連系型の蓄電池は、さらに蓄電した電気を「停電時にどのくらいの範囲で・どのくらいの量」使いたいのかによって2つのタイプに分かれます。

特定負荷タイプ

特定の電気機器(ブレーカー)と接続するタイプ

冷蔵庫のコンセントなど、設置工事時に使いたい電気機器(ブレーカー)を指定して配線します。機器によって異なりますが15~20Aまでの回路が一般的で、後述する全負荷タイプと比べてコンパクト・低価格・商品の選択肢が多いのが特徴です。
また、利用機器を制限することにより放電ペースを抑えることができ、停電発生時に比較的長時間の利用が可能です。

全負荷タイプ

分電盤に接続し、家全体に電気を供給するタイプ

分電盤に接続し、すべての電気機器に電気を供給するため、停電時にも各部屋で電気を使うことができるのが最大のメリットです。また、200V対応商品が多いため、停電時にもIHを使うことができるなど、オール電化住宅に向いています。ただし、特定負荷タイプと比べて価格が高い・商品の選択肢が少ないという課題もあります。
なお、全ての機器が利用可能というメリットがある一方、利用方法によっては急速に放電してしまい数時間で放電しきってしまうというデメリットがあります。

上記のように、家庭用蓄電池にはさまざまな種類・タイプがあります。

 
※当社では、太陽光発電システムの新規設置をご希望のお客さまにはご提案も可能です。
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家庭用蓄電池のメリット・デメリット

ここからは、家庭用蓄電池のメリット・デメリットなど、選び方のヒントになる情報をコンパクトにまとめてご紹介します。
各リンクの詳細記事をご確認ください。

家庭用蓄電池のメリット

01.

太陽光発電の電気を自家消費できる

「卒FITとは?」でもご紹介したように、FIT制度の固定価格買取機関が終了したあとは、太陽光発電の電力を蓄電池に蓄えることで、効率よく自家消費できるようになります。

02.

災害時、停電時の備えになる

蓄電池に電気を蓄えておくことで、停電時にも一定の電力をまかなうことができます。お年寄りや小さな子供がいる家庭など、いざというときの備えとして検討される方も多くいます。

03.

深夜電力の活用で電気代が削減できる

電力会社と時間帯別契約をしている場合、お得な深夜帯に蓄電池に電力をためておき、太陽光発電を行えない朝夕や雨天時に放電して電力会社からの買電量を減らすことができます。

家庭用蓄電池のデメリット

01.

初期の導入費用が高額である

導入する機種によって異なりますが、一般家庭で蓄電池を導入する場合、100万円前後の費用がかかる場合が多いです。補助金なども活用しながら、各家庭にあった機器選びをする必要があります。

02.

徐々に劣化するため
いずれ交換が必要になる

蓄電池は充放電の回数に限りがあり、充放電を繰り返すと蓄電できる容量が徐々に減っていく特性があります。寿命は蓄電池の種類や使用状況にもよりますが、リチウムイオン電池の場合、保証年数として10~15年程が一般的です。

03.

設置スペースが必要

一例として定置型家庭用蓄電池を設置する場合、幅60~120cm、奥行30~60㎝ほどの場所が必要です。また、蓄電池の周囲から何cmはものを置かない等の離隔距離が必要な場合もあります。

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家庭用蓄電池の価格・相場

家庭用蓄電池の導入価格は、次の3つの要素で構成されています。

  • 本体価格:蓄電池本体の購入費用
  • 設置費用:組み立て・設置・基礎工事などの費用
  • 電気系統の工事費用:ブレーカーや分電盤などへの配線工事費用

蓄電池本体の価格は、メーカーや容量・機能、購入先などによって異なります。現在主流であるリチウムイオン電池の価格は、以前は高価なものでしたがkWhあたりの単価が年々下がる傾向にあり、蓄電池本体の価格も徐々に下がってきています。
また、経済産業省資源エネルギー庁は家庭用蓄電池の価格について2015年の実績約22万円/kWhから、2020年の目標9万円/kWh以下を目指すと提言しています。

家庭用蓄電池の価格推移グラフ

※グラフの出典:経済産業省エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス検討会資料より

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家庭用蓄電池の補助金

家庭用蓄電池の導入には、災害への備えや環境負荷低減に役立つ設備の導入を支援する目的で補助金が得られる制度があります。補助金の種類は大きく(1)国から交付される補助金と(2)地方自治体から交付される補助金の2つに分かれます。どちらの補助金も併用ができますので、お住いの地域の補助金情報や公募のタイミングをこまめにチェックすることが大切です。丸紅エネブル蓄電池では、お客さまの状況やお住まいに応じて、適切な補助金のご案内をいたします。

(1)国から交付される補助金

  • 交付元:SII(エスアイアイ)/一般社団法人環境共創イニシアチブ
  • 補助金事業の正式名称:災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金
  • 補助金の対象:太陽光発電(10kW未満)を設置しているまたはこれから設置する人
  • 対象製品:同補助金事業の基準に沿って登録された製品が対象  ※対象製品一覧はこちら
  • 補助額:下記導入経費の1/3または上限額60万円のうち低い金額
    • 蓄電池購入費:2万円/kWh
    • HEMS機器(※)購入費:上限5万円(補助率1/2以内)  ※蓄電システムの管理に必要な機器
    • 工事費:上限5万円(補助率1/2以内)
  • 申請方法:申請者(蓄電池を購入する方)から依頼を受けた申請代行者(設備の導入事業者)が申請を行う

※重要!

2020年7月末現在、「災害対応型」製品を対象とした平成31年度事業の追加公募は、期間終了前に予算を達成したため、募集終了となっています。今後も補助金の情報には注目です。

(2)地方自治体から交付される補助金

地方自治体が交付する補助金は、各都道府県・市町村区ごとに設定されています。例えば東京都では「家庭に対する蓄電池等補助事業(※20年3月末で受付終了)」、さらに市町村区でも足立区「蓄電池・HEMS設置費補助金」、三鷹市「新エネルギー・省エネルギー設備設置助成金」など、さまざま地域で補助金制度を設けています。この記事ですべてをご紹介することはできませんが、お住いの地域の公的ホームページから、個人向けの補助金情報・環境関連の補助金情報をぜひチェックしてみてください。

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【決定版】国と自治体の蓄電池補助金を徹底解剖!申請の注意点も紹介!

更新日:2020/11/07 (公開日:2020/08/01)

災害による非常時対策や卒FIT、電気代の値上がりなどの背景から活躍が期待されている蓄電池。購入を検討されている方も多いと思いますが、蓄電池は決して安い買い物ではありません。そのため、導入コストの負担軽減を期待できる「蓄電池補助金」はぜひとも活用していきたいところです・・・ 

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家庭用蓄電池の耐用年数

家庭用蓄電池の寿命(耐用年数)は、年数ではなく、充電・放電できる回数で表されることが一般的です。満充電から完全放電までを行った回数を「1サイクル」と呼び、そのサイクル回数で耐用回数を表します。
例えばリチウムイオン電池の場合、約4,000サイクルが寿命といわれています。毎日1サイクル使用すると仮定して単純計算した場合、耐用年数は10年がひとつの目安となります。ただし、家庭用蓄電池の寿命は使用条件や環境によっても異なるため一概にはいえません。また、4,000サイクルに達したからといって、蓄電容量は減少しますが、すぐに使えなくなるわけではありません。家庭用蓄電池の導入の際には、メーカー保証期間などもよく確認しましょう。

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蓄電池は寿命が来ても使えるの?長持ちの秘訣を紹介!

蓄電池は、光熱費の削減や非常時の備えと便利に感じますが、肝心なのはいつまで使えるのかですよね。導入するとなるとそれなりの費用が必要なので、「蓄電池の寿命って?」「寿命が来た後も使えるの?」といった疑問は自然に浮かんで……

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このように、家庭用蓄電池にはさまざまな種類・タイプがあり、いろいろな選定のポイントがあることをご紹介しました。
しかし、たくさんの種類の中から、ご自身の家庭にあった製品を選ぶのは非常に難しいものです。
丸紅エネブル蓄電池では、多数のメーカーと公認アライアンスを結び、お客様に最適な蓄電池をご提案いたしますので、ぜひ安心してご相談ください。

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